車両側の充電設定について

先日お客様よりご相談があった内容ですが、知っている/知っていないとでは雲泥の差がある内容でしたので、ご紹介したいと思います。

<ご相談内容>
ご自宅の3kW充電コンセントへ接続しても、専用アプリや車両側で充電が1.1kWしか表示されず、満充電に2日以上と非常に時間が掛かっているとの内容。
施工業者様側へのご相談は未だの様でしたが、ディーラーの方へ相談されると「そんなもんですよ」との回答だった様子。(関西弁ですいません)
お伺いした内容から原因を色々想像してみましたが、弊社の3kW充電コンセント設備のある所で、実際に車両やアプリを拝見させて頂きました。

<ご相談車両>
ベンツ EQA250
総電力量 66kWh
(通常なら3kW 0→100%の充電でも22時間で充電完了となる見込)


(写真はメルセデスベンツアプリの充電表示画面。日本語化の一部が正しく表示されない部分有)

 

<対応>
EQAは初めてでしたが、アプリ側を拝見させて頂いてもその様な設定項目はありませんでした。
車両側のディスプレイ画面(インフォテインメントシステムMBUX)よりEQアイコンをタッチした先に答えがありました。

充電電流値を「最大」とする事で無事解決となったケースのご紹介でした。
(車両側の画面キャプチャを取ってませんでした)

<参考>
いくつかのEV車種では、車両側で電流値や最大充電量などを設定出来る様になっています。

 


24/7/23追記

BMWのケースで調べてみると、
車内画面上の設定で、「AC制限」ON/OFF、6~48アンペア設定と普通充電時の電流値調整が出来、
純正WallBoxでは、カバー内のDIP-SWにより最大定格電流を設定可能となっている様です。
※ 6(デフォルト)/12/16/20/24/32/40アンペア

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