タイヤスリップサインについて

先日の「タイヤ空気圧について」に引き続き、今回はスリップサインについて取り上げたいと思います。

タイヤの側面(トレッド面)に△(三角)のマークがある箇所には各溝の底に、残り溝1.6mmの目安となる「スリップサイン」があります。

残りの溝が1.6mm以下になると、濡れた路面走行時に雨水が溝に入るスペースが不足して、制動距離が伸びてしまったりスリップ(ハイドロプレーニング現象)する危険度が増しますので、空気圧と共に溝深さも重要です。

アナログのゲージもありますが、タイヤ溝ゲージについてはデジタルの方がお勧めです。

(写真は新潟精機製 デジタルミニデプス)

 

日産サクラで標準装着されていたタイヤの溝を測定してみました。スリップサインの箇所で測定すると、4.0mmなので5.6mmの溝深さがある事になります。

皆さんのタイヤでは如何でしょうか?

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